ソニーストアで販売中のVAIOのモデルチェンジが行われ、Zシリーズを除くモデルが新しく「VAIO Sシリーズ」として登場しました。
その中から需要の多そうなモバイルノート「VAIO S13」とデスクトップノート「VAIO S15」の展示を本日より開始しました。
新型Sシリーズは従来機からボディのデザイン変更はなし
1月27日に発表になり予約の始まったVAIO S13、S15。
当店では一般店よりも、ひと足先に展示用商品が届きました。
VAIo Fit 15E|mk2の後継機である VAIO S15、
VAIO Pro 13|mk2の後継機であるVAIO S13の展示を始めました。
外観レポートと従来機からの変更点を中心にレポートしたいと思います。
(写真をクリックすると大きな写真が表示されます)
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新商品を開けるときはやっぱりワクワクします。
ソニーストア販売価格:114,800 円+税 〜
ソニーストア販売価格:89,800 円+税 〜
ビジネス&プライベートどちらもOKなデスクトップノート「VAIO S15」
VAIO S15は公式には「ビジネス&クリエイション オールインワン」と呼ばれているモデル
画面サイズは15.5型と発売中のVAIOの中では一番大画面のモデル。
それだけに家⇔学校(職場)と常に持ち歩くには向かない(※)ため。
(※タッチパネル有で、約 幅380.3 mm x 高さ26.1 mm x 奥行260.8 mm 2.7kg)
『持ち運べるデスクトップPC』と言ったところでしょうか。
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外部接続端子は
【中央】SDカードスロット
【左側面】アナログRGB端子×1、HDMI出力端子×1、LAN端子×1、
USB3.0端子×1(充電対応端子)、ヘッドホン端子×1、マイク端子×1
【右側面】USB3.0端子×2、光学ドライブ
やはり本体サイズが大きいので様々な接続端子があるのが魅力ですね。
特に「アナログRGB端子」と「HDMI出力端子」を備えているので
2つの外部モニターに出力が可能なので、本体の画面を含めて3画面同時出力が可能。
HDMIでは4K出力にも対応しているのでTVなどの大画面に映して使うこともできますよ。
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本体背面はメモリやHDD(SSD)へのアクセスがしやすくなっています。
HDDの換装・メモリの追加なども市販のドライバーなどを使えば可能です。
展示品ということでかなりハイスペックな性能となっております。
メモリは16GB。
SKhynix (エスケーハイニクス)の260pin DDR4S.O.DIMM 8GB ×2が入っています。
仕様上ではこれが最大となっています。
また、ストレージは500GBのHDD
TOSHIBA製 MQ01ABF050 バッファ8 MiB、回転数5,400 rpm アドバンスドフォーマット対応
このほかにもハイブリッドHDDやSSDという選択肢も「VAIO S15」にはあります。
HDD・ハイブリッドHDD・SSDを比較するとSSDはさすがに早いですね。
そのぶん値段も高めですが…
性能(容量)と値段を考えるとハイブリッドHDDが一番良さそうな気もします。
「VAIO S15」と従来機「VAIO Fit 15E|mk2」との外観比較
展示の入れ替えとなる「VAIO Fit 15E|mk2」があるので外観を比較
…ってあれどっちかわからないw っていうぐらい同じです(左 S15、右 Fit15E|mk2)
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シャッフルすると分からなくなってしまいます。
外装や端子の位置も同じなので同じ設計で作られていますね。
唯一大きく違ったのはインテルのCPUのシール。
VAIO S15は、第6世代の Core i7-6300HQプロセッサー(4コア)(青いシール)
VAIO Fit 15E|mk2はCore i7 4510Uプロセッサー(2コア)(黒いシール)
性能を比較すると同じCore i7なのに倍以上の差があります。
大画面&4Kへの外部出力が可能なので、動画や写真の編集にも良さそうです。
仕事で使う場合にもテンキーがついているので文字入力が楽に行えます。
従来機のVAIO Fit 15E|mk2は他のProシリーズやZシリーズに比べると
普及機、性能よりも価格に重点を置いたような機種でした。
VAIO S15は形状こそ同じような作りですが、ビジネス・プライベートどちらでも使え
標準仕様でもパワフルな性能を発揮できるようになっています。
ただ、メール&ネットだけのユーザーのお財布に優しかった
Celeron搭載モデルは今回からなくなっているため
最少構成でも89,800 円+税 〜となったおります。
基本性能あがったけど値段もあがったよ!
操作性・堅牢性・手触り ストレスフリーなモバイルノート「VAIO S13」
VAIO S13はVAIO Pro 13|mk2の後継機。
もともとビジネス用途として必要な機能を備えていた機種の後継機ということで
ビジネスストレスフリーPCという名前がついています。
画面サイズは13.3型ワイドのフルHD(1920×1080)
低反射コートがされており、グレア(表面がピカピカしている)液晶でも反射が抑えられています。
また、集光バックライトという光を効率よく制御するバックライトを使用しているので
低電力でも明るい液晶表示が可能になっています。
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外部接続端子は
【左側面】 USB3.0端子×2
【右側面】 SDメモリーカードスロット、ヘッドホン端子、USB3.0端子(充電対応端子)
HDMI出力端子、LAN端子、アナログRGB出力端子
VAIO PRo 13|mk2で好評だった豊富な外部接続端子はそのまま受け継がれています。
プロジェクターなどに接続する場合、まだまだアナログのRGB端子が必要という意見は多く
この機種を選ぶきっかけにもなっているそうです。
また、Pro13|mk2と同じく液晶画面を開くと液晶画面の下部により、
本体が少し持ち上がりちょうどいい角度を作ってくれキーボードが打ちやすくなっています。
VAIO S13はバッテリーやSSD、メモリーへ基本的にアクセスができないようになっています。
薄さ・バッテリー容量・堅牢性を実現するためメンテナンス性は良くはないようです。
バッテリーなどは使用時間に比例して劣化していきますが、バッテリーの交換サービスがあるため
そのあたりは心配ないようです。
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モバイルノートPC=音が悪い というのはスピーカーが小さいため仕方のないことなのですが
VAIO S13は大容量のボックススピーカーを搭載
人の声を聴き取りやすくチューニングしているため音声を使った発表などでも
外部スピーカーなしでも十分いけます。
ただ、やはり低音はイマイチなのでクラッシックなどは向いていませんね。
こちらも入れ替え元となるVAIO Pro 13|mk2と比較。
ほぼ一緒。差がほとんどありません(笑)
ただ、液晶に関してはPro13|mk2ではタッチパネルモデルが最初から選択肢にありませんでしたが
VAIO S13ではタッチパネルの有無を選ぶことができます。
ビジネス用途であれば必要ないかもしれませんが、お好みで。
CPUに関してはVAIO S15と同じく第6世代Coreプロセッサー
VAIO Pro 13|mk2と比べると30%性能が上がっています。
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ACアダプターは従来機と変わらず。
VAIo S13にはUSB端子がありますが、VAIO S15のACアダプターにはありません。
VAIO S13のACアダプターにあるUSB端子はスマホやタブレットの充電にも使えるので
「モバイル用」のACアダプターのようです。
VAIO S13、VAIO S15の最速お届けは2月5日なので、すでにお手元にある人もいるのでは?
新生活でPCが必要になるかた、自由に触っていただけるように『実機を展示中』ですので
ぜひともご来店ください。 ⇒ 電脳工房pipo!中電気店の場所はこちら