新しく発表になった「VAIO」はモバイル機として「S」を冠した「VAIO S11」!
「VAIO Z」や「VAIO Pro 13|mk2」で培ったノウハウを元に作られており、実用性に富んだ1台となっています。
「SIMフリーのLTE」を搭載したモデルが選択できるのも特徴的です。
様々なビジネスシーンで活躍できる性能が凝縮
新しく発表されたVAIOはモバイルシリーズの「S」モデル
「Z」「Z Canvas」と来たので「Y」シリーズか既存のモデルのmk2かと思っていました。
さて、SシリーズといえばSONY時代もビジネスモデルとして人気のあったモデル
特に今回発売になった「VAIO S11」は、VAIO ZやVAIO Pro 13|mk2など
すでに発売しているモデルの「いいとこ取り」をしています。
ソニーストア販売価格:114,800 円+税 〜
サイズ:11.6型
カラー:ブラック、ホワイト、シルバー
ボディーカラーバリエーションは3色
VAIOがVAIO株式会社製になってから、カラーバリエーションの幅が狭かったのですが、
「VAIO S11」は最初からブラック、シルバー、ホワイトの3色で発売されました。
複数のカラーバリエーションは不人気色が売れ残る可能性があるため極力減らしたいと
聞きましたが、やはりユーザーからの要望が多かったんだと思います。
SIMフリーLTEの搭載が可能
いろいろと注目する部分のあるVAIO S11ですが、
最も注目すべきは「SIMフリーLTE」の搭載が可能という点。
外出先でメールのチェックやオンラインストレージを使用するのにWi-Fiがない場所では
モバイルルーターやスマホのテザリングなどの利用が一般的ですが
モバイルバッテリーやスマホのバッテリーはPCのバッテリーに比べると小さいため
PCよりも先に使えなくなる場面が多くありました。
LTE使用時でも長時間稼働できるのは本体の約半分を占める大型バッテリーのおかげ
VAIO S11は連続稼働約15時間バッテリーが持ちます。
バッテリーの消費が増えるLTE接続時でも約8時間の駆動が可能です。
自分のオフィスなどWi-Fiのある環境戻ってきた際には、
Wi-Fiの電波状況に応じてLTEからWi-Fiへと自動で接続の切替えが可能。
常に適切な状態でインターネットに接続ができます。
VAIO S11はSIMフリーなので好みの通信サービスが使える上、
国内の通信サービスに最適化されているので、グローバルモデルよりも繋がりやすく快速です。
対応しているLTEバンドは、LTE:1, 3, 19, 21 3G:1, 19
LTE通信速度:下り最大150Mbps、上り最大50Mbps
ドコモ系列のMVMOであれば大体使えるのではないでしょうか
また、VAIO株式会社は「PCのデータ通信に最適化された特別料金プラン」も用意しています。
基本的に現在のモバイルデータ通信サービスはスマホやタブレットでの使用を前提としているため
今回"PCのための"接続サービス&料金プラン「VAIOオリジナルSIM」が新しく用意されました。
こちらはSIM単体の契約も行われていますが、
VAIO S11本体とセットだと2,160円安く購入できます
ソニーストアでの販売は行われず、VAIO株式会社の直売「VAIOストア」からの購入となります。
常時接続は低速、必要な時に高速通信などメリハリのある使い方が可能。
高速通信モードは月々上限なし&期限切れなし。
1、2、3年の使い切り方なので経費精算が楽などビジネスで使いやすい形式。
ビジネスシーンで必要とされる性能が充実
VAIO S11はビジネスシーンでの様々なわずらわしさから解放され
「快適」に利用できるようにと様々な工夫が凝らされています。
VAIO S11は11.6型のコンパクトなサイズ。
ビジネスバッグはもちろん、バックパックやトートバックにもすっぽりと入るサイズ。
出先で引っかかったり傷つけないよう突起のない丸みを帯びたフォルムになっています。
長時間使用していると、大切に使っていても傷や塗装の剥がれがおこるもの。
VAIO S11はお客様の前で傷ついたり汚れたりした姿を見せることがないように
すべての塗装面に傷から守ってくれるUVコーティングが行われています。
特に、キートップには、専用開発したフッ素含有UV硬化塗装が使用。
防汚性、耐指紋性を強化し、摩耗と皮脂油によるテカリを防ぎます
キー部分は静穏性を高め、タッチパッド部分は高精度な部品が使われています。
操作ミスや操作時の雑音を減らすことで仕事の能率を上げてくれます。
最新の性能を持っていても、会社設備が利用できなければ宝の持ち腐れ。
有線LANの接続端子やアナログRGB(VGA)接続端子など
モバイルPCでは省略されがちな端子類をしっかりと搭載しています。
外部接続端子や変換ケーブルなどを必要としないので
プレゼンなどの場合に本体以外を必要とせず、
『アクセサリー類を忘れたばっかりにプレゼンが台無し…』なんてことも防げます。
USB端子は左右に分けられているので、
複数の機器を接続した場合でもケーブルがお互いに干渉するのを防いでくれます。
モバイルに新しい可能性「USB Type C(3.1)」を搭載
「VAIO S11」にはVAIO初となる「USB Type C(3.1)」を搭載。
すでにMac Book Airなどでも採用されている端子。
VAIO S11のUSB Type C(3.1)の特徴は
-
USB Type C(3.1)一つで複数の機器との接続が可能※
※USB Type-Cに対応したドッキングステーションなどが必要 - 表裏が無いので刺し間違いが起きない
- Thunderbolt 3 に対応44K(60Hz)のDisplay出力が2画面分通せる40Gbpsの高速帯域
現在のところ、USB Type-Cに対応したドッキングステーションはほとんど発売されていませんが
今後、VAIO株式会社やサードパーティから発売になれば、
モバイルPCがオフィスや自宅ではデスクトップPCとして使うことも可能です。
ビジネスPCとしての用途が一番多いと思われる「VAIO S11」ですが
軽さと性能の高さ、そしてLTE搭載が可能など「キャンパスライフ向け」でもあります。
グラフィックの性能についてはオンボードなので
オンラインゲームでガッツリ遊ぶには厳しいと思われますが、
「艦これ」や「刀剣乱舞」などのブラウザーゲームなら十分に遊べそう。
軽さと丈夫さで写真撮影時のお供などプレイベート用のPCとしても活躍できそうです。
LTE搭載モデルは注文時に昔のVAIOのようにプロセッサーなど複数の項目を選ぶことができます。
LTE非搭載モデルはCore i3、Core i5、Core i7で製品が別れています。
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