ポータブルラジオレコーダーの「Rシリーズ」に新たに、携帯型の新機種「ICZ-R100」が発表されました。
本体だけでもラジオの録音&ICレコーダーとして機能するうえ、付属のスピーカークレードルと繋ぐことで
本体を充電しながら保存してあるラジオや音声をスピーカーから再生することが出来ます。
また、ポータブルラジオレコーダーの管理&再生ソフト「Sound Organizer」もダウンロードが可能になっています。
家の中でも外でも大活躍なポータブルラジオレコーダー「ICZ-R100」
ポータブル“ラジオ”レコーダーという名前になっていますが
ラジオの録音はもちろんですが、「ICZ-R51」よりも小型で携帯型になり
ICレコーダーとしても使う事ができます。
1人で使用するときは本体のスピーカーやイヤホンを使って
複数人で聞く時は、本体に付属しているスピーカークレードルと組み合わせれば
充電しながらスピーカーから録音したラジオや音声などを聞く事も可能です。
ソニーストア販売価格:19,950円(税込)
発売日:2月8日 【先行予約販売中】
「ICZ-R100」はラジオの録音も可能ですが、ICレコーダー機能もあるので
形はどちらかというとICレコーダーに近いですね。
お気に入りのFM/AMラジオ局をボタン1つで呼び出せる
「お気に入りラジオ局ボタン」など、ラジオとしても使い易い機能も搭載。
最大3件まで登録できて、
登録方法もセットしたいボタンを2秒間押し続けるだけの簡単操作。
地域を選べば放送局を自動的にプリセットに登録してくれるので
面倒なチューニングなどは不要です。
さらに、本体に付属する「スピーカークレードル」と組み合わせることで
本体を充電しながら録音したラジオや音声、ラジオ放送をスピーカーから聞く事が出来ます。
また、クレードル背面にはDC入力端子の他、AM/FMアンテナ接続端子も備えています。
付属する「AMラジオ用ループアンテナ」「FMラジオ用アンテナケーブル」を繋げば
よりクリアな状態でラジオを聞いたり、録音することが出来ます。
付属するAMループアンテナ(左)、FMラジオ用アンテナケーブル(右)
ラジオを聞く・録音する
ラジオを聞く
厚さ13.7mm、質量84gと小型・薄型な本体は、鞄や胸ポケットの中でも邪魔にならないサイズ
録音したラジオ番組などを持ち出して手軽に楽しめます。
高密度フェライトバーアンテナが内蔵されているので
クレードルから取り外してもAM放送が受信可能。
付属のヘッドホンをアンテナとして使用することでFMもクリアに受信することが出来ます。
電波が弱く、雑音が気になるときも、オプションメニューから
ラジオノイズカットを「ON」にすることで余計な雑音を抑えることが出来ます。
ラジオを録音する
最大20番組までの録音予約が可能なので、深夜や早朝の番組を録音しておいて
好きな時間に聞く事が出来ます。
本体内蔵のメモリーは8GB、
MP3形式48kbps(モノラル)で録音した場合は
最大で357時間の長時間録音が可能。
内蔵メモリーとは別に外部メモリーに保存することも可能です。
使える外部メモリーは、
microSDカード:2GB
microSDHCカード:4GB、8GB、16GB、32GBのが使用できます。
ただし、上記サイズ内であってもmicroSDXCカードは今の所使用できないようなので
ご注意ください。
放送を受信しながら録音する際や、録音予約でファイルの保存先を自動分類にした場合、
ファイル名が(日付)_(時間)_(放送局名{または周波数})の形式で保存されます。
録音した番組やファイルを探すとき、大まかな絞り込みが可能なので便利ですね。
また、録音した音声やラジオ番組の日付が分かっている場合は
「カレンダーサーチ」機能を使う事で、もっと早くファイルを探し当てることも出来ます。
毎週聞いている番組を聞き逃したくない場合には「オンタイマー」機能が便利。
時間になるとラジオの受信や保存してあるファイルの再生が可能。
目覚まし時計として使う事も出来ますね。
自分で「起きないと、遅刻するぞー!」って声を録音しておいて使うというのもありかも?
ICレコーダーとしての便利な録音・再生機能
ICZ-R100は リニアPCMでの録音・再生が可能
音楽CDと同じフォーマットの44.1kHz/16bitのリニアPCM録音・再生に対応しているため、
臨場感あふれる高音質を楽しめます。
録音した音声が小さすぎ(大きすぎ)など、録音で失敗しやすい感度設定。
そんなミスを防ぐ、録音環境に応じて最適なマイク感度に自動で設定する
「おまかせボイス」機能を搭載。
録音の際に入力音圧レベルを適正に判断して最適なマイク感度を自動で設定してくれます。
慌ててたり、急いで録音する時にいちいち設定をしなくていいのが便利です。
あらかじめ録音したい状況が分かっている場合は「シーンセレクト」で
録音したい音声にあわせた設定を7種類のなかから選ぶこともできます。
録音モード・マイクの感度設定・録音フィルターなどを一括でオススメの設定に切り替えられます。
ICZ-R100はプラグインパワー対応のステレオマイク端子が搭載されているので
別売りのマイクを接続すればより高品質な録音を行う事もできます。
また、別売のオーディオケーブル(RK-G136/RK-G139)を使って、
カセットテープなどと接続すればアナログ音源をMP3形式にデジタル化して録音ができます。
シンクロ録音機能を使えば、2秒以上の無音部分が続いた場合に、
録音が一時停止状態になり、次に音を感知したところから新しいファイルとして録音が行われます。
録音した音声から文章を書き起こす場合は「書き起こし用再生」機能が便利
ひとつのファイル内で10秒の早送り、3秒の早戻しができます。
デジタルピッチコントロール(DPC)機能で速度を調整しながら
早送り/早戻しを使えるので、議事録などの書き起こしの際に便利です。
付属のPCソフト「Sound Organizer」を使ったファイルの管理・再生が便利
ICZ-R100の本体メモリーに保存されている「Sound Organizer」を使えば
録音したラジオ番組・音声ファイルをパソコンに保存しておいたり
MP3形式のファイルを「ICZ-R100」に入れて持ち出したり、などの管理が非常に便利
「Media Go」や「X-アプリ」と同じような感覚で、ICレコーダーに保存されたファイルの管理が出来ます。
ICレコーダーからPCへ保存はもとより、
PCからICレコーダーに、音楽用CDやポッドキャスト
(リニアPCM/MP3/WMA /AAC形式)のファイルを転送すれば
ICZ-R100本体で音楽やポッドキャストを再生することも可能です。
コンサートや発表会なで録音した音声をパソコンに取りこんでおけば、
ソフト上から直接CDを作成することも可能です。
⇒ さまざまなコンテンツをまとめて管理|Sound Organizer|ソニー
「ICZ-R100」本体以上に「Sound Organizer」を使用することで
再生速度を0.3倍から3.0倍まで35段階で設定ができます。
音声の一時停止や、早送り/巻き戻し等の操作を
キーボードのショートカットを割り当てて行えます。
議事録の作成や取材やインタビューなどで文字に書き起こす際に、
キーボードだけでの操作が可能です。
ラジオであればCMをカットしたり、録音した音声は不要な部分を削除といった編集作業も可能です
音声のレベルを一定にする(ノーマライズ)ファイルの区切り(トラックマーク)を作る作業を
波形表示で音声を表示して視覚的に編集が出来ます。
⇒ 録音ファイルを使い易く編集|Sound Organizer|ソニー
「Sound Organizer」のソフトは本体を持っていなくてもダウンロードは可能。
別のICレコーダーを使っている場合でも、対応する機器であれば使う事が可能です。
■
過去に発売された、
ポータブルラジオレコーダ「ICZ-R51」はどちらかというと家の中だけで使うものでしたが、
「ICZ-R100」は小さくて薄いのでどこにでも持ち歩けるのが特徴。
紙やスマホにメモを残すより、音声でメモを残すなんて使い方もできます。
発売は、2014年2月8日(ソニーストアでは2月6日お届け予定)
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