液晶テレビの解像度は4Kへと変わりつつありますが、新たな高画質技術「HDR」に対応したBRAVIAが発売します。
「X8300Dシリーズ」「X7000Dシリーズ」2つのシリーズで計3機種が発売になります。
4K HDR信号対応のBRAVIA「X8300Dシリーズ」「X7000Dシリーズ」
⇒ 4K HDR信号対応 ブラビアのラインアップをさらに拡充Android TV™機能の豊富なアプリケーションと、進化した「番組チェック」機能で
ますます使いやすくなった 2シリーズ3機種を発売
HDR(ハイダイナミックレンジ)信号対応の4K液晶テレビ ブラビア2シリーズ3機種が発売になります。
4Kチューナー内蔵 4K液晶テレビ ブラビア | 発売日 | 価格 |
---|---|---|
『X8300Dシリーズ』(49V型/43V型) | 9月17日 | オープン価格 |
『X7000Dシリーズ』(49V型) | 10月8日 |
Netflixや「ひかりTV 4K」の4K HDRコンテンツに対応。
アップデートにより2015年、2016年発売モデルにおいても「スカパー!4K」の4K HDR放送の対応予定。
高画質な「HDRコンテンツ」が家でも見れます。
同時に発表された2機種ですが、性能面に関してはX8300Dシリーズは
トリルミナスディスプレイ、倍速機能を搭載など機能面で優れています。
また、HDR信号対応についてもX7000Dシリーズはアップデートにより対応予定となっています。
X8300Dシリーズ | X7000Dシリーズ | |
---|---|---|
トリルミナスディスプレイ | ○ | – |
4K X-Reality PRO | ○ | ○ |
HDR信号対応 | ○ | ○* |
倍速機能 | 倍速駆動パネル/モーションフローXR240 | – |
バックライト | LEDバックライト | LEDバックライト |
*今後のソフトウェアアップデートにより対応予定です
同じ画面サイズで価格を比較すると約3万円の値段差。
少しでも価格を抑えたい場合はX7000Dシリーズ、
スポーツやTVゲームなど早い動きに対応して欲しい場合は、
X8300Dシリーズがオススメです。
地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ X8300Dシリーズ
ソニーストア販売価格:189,880 円+税
ソニーストア販売価格:149,880 円+税
発売日:2016年9月17日発売予定
地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ X7000Dシリーズ
X7000Dシリーズ 49v型 KJ-49X7000D
ソニーストア販売価格: 159,880 円+税
発売日:2016年10月8日
現実世界のような光を視聴者に届ける4K&HDR
これまで液晶テレビにおける美しさを決める要素は
フルHD(1920×1080ドット)や4Kといった『解像度』や、
本物にどれだけ近い色が出せるかという「色域」を競うものでした。
HDRは「High Dynamic Range(ハイ ダイナミック レンジ)」の頭文字をとったもので
映像に記録できる「明るさ情報」の幅を広げる技術です。
HDRに対応したブラビアでは、より詳細な明るさ情報を表現できます。
従来だと明るすぎる部分や暗い部分はつぶれてしまった映像も
HDRに対応した映像とTVであればしっかりと表現することができます。
また、TV放送などのフルHD以下の映像を
4K相当の高画質へアップコンバートする技術「4K X-Reality PRO」を搭載。
『4K放送が始まっていないから4KTVを買っても意味がない』と思われがちですが
現在のテレビ放送もほとんどが2K対応のTVで見るよりも美しく見えます。
とはいえ、元から4Kの映像に比べると見劣りするのは確か。
スカパー!プレミアムサービス、ひかりTV4K、NETFLIX、4Kアクトビラ、dTVで
4K画質の映像の配信が行われています。
有料サービス以外では、YouTubeアプリを使って4K対応の映像を楽しめます。
TV放送の音の臨場感を高める音響技術
『テレビから出る音は薄っぺらい』と思っていませんか?
実際の所どんどんテレビが薄型になっているのでスピーカーも薄く小さくなっています。
X8300DシリーズやX7000Dシリーズでは、本体の背中側に「バスレフ型スピーカー」を搭載。
薄く小さいテレビのスピーカーでも豊かな低音の出力が可能です。
TV放送やネット動画の圧縮された音源をCD以上の高音質に補完する「DSEE」機能が搭載。
圧縮された際に欠けた情報を補っているので広がりのある音が楽しめます。
Android搭載のBRAVIAだからできる便利な使い方
X8300Dシリーズ、X7000DシリーズともにAndroid OSを搭載した、Android TV。
これまでの放送や録画番組を見るだけでなく、
スマホやタブレットのようなアプリが使えます。
GoogleのCMでもおなじみの「音声検索」対応だから、
何かを調べる時もリモコンの「音声検索」ボタンを押して、声で検索できます。
「番組チェック機能」を使えば、今見ているテレビ番組を表示したまま
Netflixで視聴途中の映像や、放送中の人気番組など、おすすめコンテンツをすばやくチェックが可能。
そしてAndroid TVのブラビアのリモコンの最新版がコチラ。
以前は、音声検索+タッチパネルが付いた専用のリモコンと2つ付属していましたが、
音声検索の精度が上がったからなのか、1つで済むようになりました。
外付けHDDを接続して番組録画が可能
TVは映像を見るもの、録画はレコーダーの仕事とはもう言えなくなっています。
X8300Dシリーズ、X7000Dシリーズともに、
外付けHDDを接続すると番組の録画が可能。
しかも、見ている番組とは異なる、裏番組の録画も可能です。
また、BRAVIAをネットワークに接続してあらかじめBRAVIAと連携しておけば
スマホ/タブレットのアプリ「Video & TV SideView」を使って、外出先からの録画も可能。
どんどんと多機能になっていくBRAVIAは据え置き型のタブレットのようですな。
ベゼルがすごく薄くなったことで従来よりも場所を取りません。
これまで40v型以下のテレビしか置けなかった方には特にオススメです。
⇒ 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ X8300Dシリーズ