業界初となる「Bluetooth送信機能」のついたブルーレイディスクプレーヤー「BDP-S6700」が6月18日が発売となります。
ワイヤレスでも高音質で楽しめる「LDAC」機能や、動画配信サイトでも「4Kアップスケーリング」が対応。
ブルーレイディスクやDVDを再生するだけでなく、多彩な映像・音楽を再生する1台となっています。
業界初 Bluetooth 送信機能搭載「BDP-S6700」
⇒ 業界初Bluetooth 送信機能搭載 ブルーレイディスクプレーヤー発売LDAC対応で、映画や音楽をワイヤレスでもより高音質で楽しめる
ブルーレィディスクレコーダー(以下BDレコーダー)があれば、録画も再生もできるから
ブルーレイディスクプレーヤー(以下BDプレイヤー)ってどういう人が購入するのだろう?
と、BDP-S6700が発売になるという記事を見て思っていました。
が、BDP-S6700の機能や特徴を読み進めていくと
2014年より前にBDレコーダーを買った人は、
BDP-S6700の購入をオススメします!
そう思える機能が満載でした。
ソニーストア販売価格:19,880 円+税
発売日:2016年6月18日発売予定
ブルーレイディスク/DVDプレイヤーとして充実した基本性能
まず驚くのが、電源を入れる ⇒ BDを入れる ⇒ 再生開始までの時間が
驚くほど速いという事。
高速起動モードにしておけば、電源OFFの状態から約1秒で起動します。
ただし、高速起動モードは標準モードよりも待機電力が増えるというデメリットは生じます。
本体の横幅が従来のまな板(L)サイズから、まな板(S)サイズにまで小さくなりました。
書斎やベッドルームに置くには大きすぎるという人にも、
ここまで小さくなれば置きやすくなるのでは?
起動が早くなったり、サイズが小さくなっても、肝心の画質が音質落ちては意味が無い!
BDP-S6700では性能を落とすどころか以前よりも格段に良くなっています。
4K対応テレビへ接続した際の「4Kアップコンバート」の対応がBDソフトやDVDソフトだけでなく、
外付けHDDやネット動画などの映像や写真がフルハイビジョンの4倍相当の解像度で出力できます。
また、音に関してもさまざまなハイレゾフォーマットの再生が可能になりました。
特にDSD形式の音源に対応になったので、PCに保存してある音楽をUSBメモリなどに保存すれば
BDP-S6700でDSD形式のハイレゾ音源の再生が可能です。
ホームシアターシステムをPCではなくTVと接続している人にとって、かなり嬉しい機能。
業界初となるBluetooth送信機能
BDP-S6700の機能の中で特に注目したいのが「Bluetooth送信機能」
これまでスマホやタブレットの中にある音楽や動画をBDプレイヤーに送り
接続したTVで再生できる機種は他社からも発売されてきましたが、
BDプレイヤーからBluetoothを使用して音声を送信する機種はありませんでした。
これにより、スマホ・タブレット・PCなどで使用している
Bluetooth対応のワイヤレスヘッドホンやスピーカーを接続して
映画や音楽を楽しむことができます。
ワイヤレスで接続できるので、ケーブルの煩わしさから解放され
スピーカーの置き場所にも困らず、リラックスした格好で聞くことができます。
ワイヤレスでも高音質で音楽を送ることができる「LDAC」に対応しているので
LDAC対応のワイヤレスヘッドホンやワイヤレススピーカーを使用すれば
より良い音で楽しむことが可能です。
マルチメディアプレイヤーとしてさらに便利になりました
これまでSONY製のBDプレイヤーは、BDやDVDだけでなく
USBメモリーや外付けのHDDに保存された音楽、写真、動画の再生に対応してきましたが
音楽は新たにDSD、AIFF形式のファイルの再生とディスクではSACDの再生が可能になりました。
静止画はニンテンドー3DSのカメラなどで撮影したMPO形式の画像の再生に対応しました。
また、YouTubeなどのネット動画の再生機器としてもBDP-S6700を使うことも可能です。
無料で見れる動画サイトは、おなじみ「YouTube」や
サーフィン、スケートボード、スノーボード、ウェイクボードなどの動画を配信する
「Billabong(ビラボン)」
有料サービスでは、「PlayStation Video」「NETFLIX」
「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団デジタルコンサートホール」
そして、BDP-S6700から対応するようになった「amazonビデオ」
これまで不足していたジャンルの動画が「amazonビデオ」によって
一気に補われた感じがします。プライム会員になっていれば見放題の作品があるというのも強み。
ネットワーク機能を使って広がる新しい楽しみ方
BDP-S6700はワイヤレスネットワーク機能を内蔵しているため、追加の部品などは必要ありません。
家庭内のネットワークにBDレコーダーやnasneがあれば
録画してある番組をネットワークを通してBDP-S6700で再生できます。
寝室や書斎にあれば、リビングのBDレコーダーで録画した番組を楽しむことができますよ。
また、BDP-S6700に音楽の入ったUSBメモリや外付けHDDを接続したり、
CDを入れておけばアプリ「SongPal Link」を使って
別の部屋のワイヤレススピーカーで再生することも可能です。
スクリーンミラーリングに対応したスマホやタブレットを使用すれば、
BDP-S6700と繋げたTVにスマホやタブレットの画面を表示することもできます。
スマホやタブレットで撮影した写真や動画をTVの大きな画面に写せば
みんなと一緒に楽しむことができます。
Play Station 4をお持ちの家庭であれば
「Play Station Now」の機能を使えばPS4の本体が別の部屋にあっても
PS4のゲームで遊ぶことができます。
⇒ ブルーレイディスクプレーヤー/DVDプレーヤーでPlayStation(TM)Now の始めかた
従来の商品である「BDP-S6500」と同じであれば、
PS4のコントローラーをBDP-S6700で使用する場合は、
ブルーレイディスクプレーヤーのUSB端子と「DUALSHOCK 4」をUSBケーブルで接続する必要があります。
ですが、この画像を見る限りではワイヤレスで使用しているので、
4K対応テレビのようにワイヤレスで使うことが可能なのかも…?
これについてはメーカーさんに聞いてみなくては!
機能を見れば見るほど、BD/DVDプレイヤーとしての使うよりも、
ネットワーク マルチメディアプレイヤーとして使う頻度の方が多くなりそうです。
約2万円でこんなに色々とできていいのだろうか、と思うくらい多機能になったBDプレイヤー。
BDP-S6700は2016年6月18日発売予定です。