ソニーでもビジネスモデルを提示して出資者を募る「クラウド ファンディング」が先日より行われています。
現在、電子ペーパーを利用した自分でカスタマイズできる学習リモコン「HUIS」の出資者を募っています。
電子ペーパーを使ったカスタマイズできるリモコン「HUIS」でファンディング
ソニーのクラウドファンディングサイトFirstFlight」が7月1日に公開されました。
ソニー社内の新規事業を立ちあげ・販売・コミュニケーションを中心としたサイトで、
ソニーストアでは販売されていないソニーの製品なども、Yahoo!ショッピングを利用した販売が行われています。
どちらも大量に売れるという商品では無いかもしれませんが、色々と楽しそうな商品です。
現在、出資者を募集しているのは、
電子ペーパーを利用したカスタマイズできる学習リモコン
「HUIS REMOTE CONTROLLER」は
『複数の機器を1つのリモコンの画面で操作できるようにするものがあれば
便利だし需要があるんじゃないか』という考えで作られました。
ちょっと新しいなと思うのは、「HUIS」開発チームはソニー入社3年目までの若手社員によるもの
「若い感性」で作られた商品はユニークでもありますが、実用性の高いものです。
「HUIS」は従来の学習リモコンと同じく、各メーカーの赤外線を覚えさせることで
1台で複数の機器の操作がかのうになるというもの。
それはメーカーや機器の種類に囚われず、対応している赤外線であれば大体いけるとのこと。
リストに無い赤外線も学習機能により対応できるとのこと。これは便利。
例えば週末に家に帰ってきて映画を見ようとすると
テレビをつけて、ブルーレイの電源を入れて、せっかくの映画だからオーディオ経由でいい音で再生したいし
部屋が暑いからエアコンもいれて、照明は少し落として雰囲気を出そうかな!
なんて思う時に使うリモコンは少なくとも5個。
それが1つのデバイスで操作できれば、ずっと手軽ですよね。
また、電子ペーパーが使われているのでリモコンに表示する機能を
自分でカスタマイズすることができます。
スマホのアイコンやガジェットを並び変えるように本体の上でもできますし、
PCの上で詳細な変更もできるようになるかもしれないとのことです。
例えば家に帰ってきたとき、温度やチャンネルの変更などはひとまずおいといてまずは
蛍光灯、エアコン、テレビをオンにできると便利ですね。
録画した番組を見る時はTVとBDレコーダーの電源を入れて、オーディオの音量調整
BDレコーダーはチャプターの操作や一時停止なども付いていると使いやすい。
音楽を聴いてリラックスするときは、灯りの調整と音量や楽曲の選択、それにあわせて空調の調整など
AV機器だけでなく、家電品も赤外線を使ったリモコンを使用しているなら操作が可能です。
電子ペーパーを使用した「HUIS」はかなり自由なカスタマイズが出来るようで
将来的には「リモコン画面」の共有サイトなどを使って、使い勝手が良かったり可愛いデザインのものを
お互いに共有できるようになればという構想もあるそうです。
「HUIS」の支援コース(出資金額)は25,000円から
どうやら今日で目標金額に達したようです。
残り日数は50日間と時間はありますが、商品数には限りがあるようなので
興味のある方は「first flight」ページより1口参加してみてはいかがでしょうか。
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