秋からソニーは新製品ラッシュ!毎週なにかしら新製品の発表や発売日となっています。
そんな秋からの新製品の中に「NFC」対応という製品がちらほらと出てきています。
見慣れないこの「NFC」いったいどんな機能があるのか見て行きましょう。
そもそも「NFC」とは?
NFCは「Near Field Communication」の略称で
日本語ですと“近距離通信”となります。
NFCはソニーとフィリップス(現在のNXPセミコンダクターズ)が共同で開発し
非接触ICカードの共通規格として承認された、近距離無線通信技術です。
近距離無線通信技術で代表的なものとしては
関西なら“ICOCA”や“PiTaPa”、関東ならSuica、おサイフケータイ(docomo)などでしょうか。
NFCはそれら非接触ICカードの上位互換になります。
「“近距離”通信」の名前の通り、通信距離は10cm程度に限定されています。
つまり、「NFC」とは「かざす」だけで機器間で通信が行われる
お手軽でらくちんな通信手段なのです。
具体的に「NFC」が搭載されているとどうなるの?
例えば、スマートフォンとワイヤレススピーカー Bluetoothで接続して音楽を再生する際、
「NFC」を搭載していない場合
- ワイヤレススピーカーの電源を入れる
- ワイヤレススピーカーのペアリングモードをONにする
- スマホからワイヤレススピーカーを検索する
- ワイヤレススピーカーとのペアリングを行う
- ワイヤレススピーカーの暗証番号を入力する
- 接続完了!
スムーズに行っても、ここまで手間がかかります。
下手するとワイヤレススピーカーが見つからなかったりと面倒です。
「NFC」を搭載している場合
- スマホをワイヤレススピーカーにかざす
- ワイヤレススピーカーに電源が入って接続完了!
※例として挙げている「NFC」搭載しているワイヤレススピーカーは、10/20発売のSRS-STV5を使用した場合のものです。
「NFC」が両方に搭載していればワイヤレススピーカーの電源を入れなくても
面倒なBluetoothの認証も一瞬で完了します。
他にもNFCを搭載したテレビにスマートフォンを 「かざす」 だけで写真を大画面で見られたり
プリンターにスマートフォンを近づけるだけで、 記録していた写真を印刷できたりします
NFCが色々な機器に搭載が進めば、 お互いを近づけるだけ (かざすだけ) でさまざまなデータのやりとりが行えるようになります。
10月より続々と「NFC」対応の製品が発売!
既に発売中の商品も含め、今後はますますNFC対応の製品が増えて行くんじゃないでしょうか。
いまは主にBluetooth対応の製品が多いですが、そのうち面倒な接続や認証関係はNFCを使った操作で済むようになるかもしれませんね。
ワイヤレススピーカーシステム SRS-BTV5 | |
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いろいろな場所でワイヤレスリスニング。手のひらサイズのスピーカー 販売予定価格:7,980円(税込) |
ワイヤレスステレオヘッドセット MDR-1RBT | |
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NFC搭載でスマートフォンとのペアリングや接続がワンタッチで完了。Bluetooth対応ワイヤレスヘッドセット 販売予定価格:34,800円(税込) |
ワイヤレススピーカーシステム SRS-BTM8 | |
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コンセントのないところでも好きな場所に持ち運んでワイヤレス再生 販売予定価格:9,980円(税込) |
ワイヤレスオーディオレシーバー DRC-BTN40 | |
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NFC搭載でスマートフォンとのペアリングや接続がワンタッチで完了。お持ちのヘッドホンを使えるワイヤレスオーディオレシーバー 販売予定価格:6,980円(税込) |
ワイヤレスステレオヘッドセット DRC-BTN40K | |
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NFC搭載でスマートフォンとのペアリングや接続がワンタッチで完了。ワイヤレスオーディオレシーバーとインナーイヤーヘッドホンのセット 販売予定価格:7,980円(税込) |
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