「内視鏡手術」というものをご存じでしょうか?
患者の腹部に空けた数か所の穴から挿入した内視鏡で体腔内を撮影し、
リアルタイムにモニター上の映像を確認しながら行う手術です。
先日、ソニーは外科用の3D内視鏡に対応した「ヘッドマウントイメージプロセッサ」と「ヘッドマウントモニター」を発表しました。
自由な姿勢で精度の高い3D映像を見れる「ヘッドマウントモニター」
内視鏡からの映像を表示する 「ヘッドマウントイメージプロセッサユニット」を発売|ニュースリリース
すでに民生用として発売されている、ヘッドマントディスプレイHMZ-H2の技術が利用された
医療用の「ヘッドマウントイメージプロセッサユニット」が発売になります。
商品 | 発売日 | 価格 |
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本体(ヘッドマウントイメージプロセッサユニット)、 付属品(ヘッドマウントモニター、ケーブル) 各1式 |
8月1日 | オープン価格 |
ヘッドマウントモニター (オプション) |
ソニーは以前から医療用のモニター等に力を入れていたので
ヘッドマウントディスプレイが内視鏡手術をするのに有用だと結論に至ったのでしょうね。
HMZ-H2とは違い、1つのユニットから複数出力できるのが特徴ですね。
新型のヘッドマウントディスプレイが発売になった時はこんな風に
モニターで見たい人用とヘッドマウントディスプレイで見たい人で
使い分けられる様にできるといいですね。
あと、周囲の状況も見れるように「ヘッドマウントモニター」の下部に隙間があるのもいいですね。
ヘッドマウントディスプレイで映画を見ながらジュース等を飲み物を飲む場合
一時停止⇒HMZ-T2を外す⇒ジュースを飲む⇒HMZ-T2をつけ直す
といちいち面倒なので、下の隙間からでも周囲が見えるようにして欲しいです。
(隙間を)開閉できると、なおいいですね!
有機ELや解像度は同じ(1280×720)のようですが医療用ということで
特別な機能もありそうですね。
ただし、さすがは医療用、
市場推定価格:商品構成「HMS-3000MT」:
(ヘッドマウントイメージプロセッサユニット、ヘッドマウントモニター、ケーブル 各1式) 1,500,000円前後(税抜き)
ヘッドマウントモニター「HMM-3000MT」(オプション) 1,000,000円前後(税抜き)
民生用のような価格ではありませんでした…
ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T2 | |
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圧倒的な映像美と深い没入感、3D対応ヘッドマウントディスプレイ 販売価格:69,800円(税込)
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