nasneからフルHDの録画番組が持ち出せるポータブルワイヤレスサーバー「WG-C20」発売

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nasneからフルHDの録画番組が持ち出せるポータブルワイヤレスサーバー「WG-C20」発売

「スマホ・タブレット」と「SDカードやUSBメモリ」の間でデータのやりとりが手軽に行える『ポータブルワイヤレスサーバー』の新製品『WG-C20』が発表されました!

従来の「WG-C10」よりも少し大きくなりましたが、NFCとDLNAに対応し、薄さは約半分、バッテリー容量も3,000mAと1.3倍になっています。

なかでも注目なのは「SeeQVault対応」のSDカードを使う事で、「nasne」からフルHDの録画番組を持ち出すことができます。!

Xperia Z1のような外見ポータブルワイヤレスサーバー「WG-C20」

 

ポータブルワイヤレスサーバー「WG-C20」

ポータブルワイヤレスサーバー WG-C20

ソニーストア販売価格:9,980円(税込)

発売日:2013年10月25日

⇒ ポータブルワイヤレスサーバー WG-C20の商品詳細はこちら

 

小さく軽く持ち運びが便利になった、ただし…

 

デジカメで撮影した写真をスマホに送ったり、USBメモリに保存されてある資料を読んだりと
派手な活躍はあまりないですが、縁の下の力持ち的な
『こいつがあると便利で良い!』という燻銀なのがポータブルワイヤレスサーバー

今年の4月30日に発売になり、仕事でプライベートでと大活躍。
なので新商品はもう少し遅くても良かったんですよ…

新型のポータブルワイヤレスサーバーはまず、大きな違いは薄い事!

ワイヤレスポータブルサーバー WG-C10

 

本体サイズとしては、縦・横は従来品のWG-C10のほうが小さいですが

薄さ約9mmのワイヤレスポータブルサーバー WG-C20

新型は厚さは約半分の厚さ。体積はほぼ同じで、ギュッと押しつぶしたかのようですね。

全体的な雰囲気や電源ボタン等も「Xperia Z」や「Xperia Z1」のようなフラットで高級感のあるデザイン。

 

薄くなった反面、新型のWG-C20ではメモリースティックが使えなくなっています。

 

「ソニー製品なのに!」と思いましたが、サイバーショットもαも最近は両方使えるようになっていますし
やはり複数のメーカーから生産されているSDカードのほうが価格は安い。
需要に答える形になったということですが、なんだか少し寂しい。

 

 

NFC対応で面倒な設定は不要。専用アプリ「File Manager」が自動的に起動

 

WG-C20の大きな特徴としてはNFCに対応したということ。

毎回、接続の設定をする必要がなくなったのが非常に便利。

NFCでWi-Fi接続&アプリ起動

 

NFCのマークにNFC対応のスマホやタブレット等を接続すると
自動的に専用アプり「File Magager」が起動してきます。

 

専用アプリ「File Manager」

 

WG-C10で使用した「PWS Manager」とは異なるため、既にWG-C10を持っている人も
別途Google Playからダウンロードする必要があります。

将来的にiOSにも対応するようですが、
発売日にはAndroid端末でしか利用できないようなのでiOSユーザーの方は注意!

 

また、内蔵バッテリーを使う際もWG-C10の場合
スマホ等を充電するために電源を入れると、ファイルを共有する機能も起動したので

不特定多数の人間がいる中で充電する場合にセキュリティが気になったり
必要のない機能が起動していることで電源の持ちが悪くなったりも気になりました。

 

モバイルバッテリーとして電源供給も可能

 

WG-C20では電源ボタンの押し方で機能が変わるようになっています。
より長持ちする使い方ができるのはいいですね。

バッテリーの容量も、WG-C10⇒WG-C20で、2,210mA ⇒ 3,000mA と約1.3倍になっています。

 

 

DLNA対応のテレビやオーディオからアクセスが可能に

 

また、従来はスマホやタブレットからのアクセスが中心でファイルのやりとりが主な使い方でしたが

WG-C20ではサーバーとしての機能も強化!

DLNA対応となったことで、ネットワークに接続してあれば
SDカードやUSBメモリに保存された内容をDLNAに対応したテレビやオーディオからも再生できるようになりました。

 

WG-C20はDLNAに対応

 

また、従来通りUSBケーブを使ってカードリーダーのようにファイルを見ることもできますが
PCとWG-C20との間も無線でのファイルのやり取りが可能になりました。

 

PCでワイヤレスにデータのコピーが可能

バスパワーに対応した外付けHDDであれば、WG-C20を使ってNASのように使う事もできそうです。

ただ、スマホやタブレットのように、PCとWG-C20の間で直接の接続じゃないのは残念。
外出先でPCとの間でやりとりをする場合はやっぱりUSBケーブルは必要でしょうね。

 

 

「SeeQVault」対応のSDカードを使えばnasneからフルHDでおでかけ転送可能

 

新しい機能としてはnasneからフルHDでおでかけ転送が可能というのが目玉。

ただし、フルHDでおでかけ転送するには新しい著作権保護技術「SeeQVault(シーキューボルト)」に対応したSDカードが必要とのこと。

この「SeeQVault」に対応したSDカードも「WG-C20」と同じ日に発売となっています。

 

microSDカード SeeQVault対応 microSDHCメモリーカードSR-16SA/SR-32SA

microSDカード SeeQVault対応 microSDHCメモリーカード

SR-16SA(16GB)
ソニーストア販売価格:7,980円(税込)

SR-32SA(32GB)
ソニーストア販売価格:4,480円(税込)

発売日:2013年10月25日

⇒ microSDカード SeeQVault対応 microSDHCメモリーカードSR-16SA/32Aの詳細はこちら

 

 

【付属品】

  • SDカードへの変換アダプター
  • 静止画からビデオクリップを作成するソフト「x-Pict Story for Memory card」の無償ダウンロード特典
  • 読み出しができなくなった記録データを復旧するソフト「Memory Card File Rescue(メモリーカードファイルレスキュー)」の無償ダウンロード特典付き

 

SeeQVault対応のSDカードを使う事で、
自宅で録画した番組を入れておき、友達の家のテレビ(DLNA対応)で観賞したり、
大容量になりがちな動画のファイルもWG-C20のSDカードに保存しておき、スマホやタブレットで視聴したりが可能。

 

nasneからフルHDおでかけ転送対応表

 

なお、nasneの注意としては、DRモードで録画されたファイルは転送できない様子。

SD画質の番組に関してはSD画質のまま転送されるようです。

録画番組を転送する操作はスマートフォン用アプリ「おでかけ転送 for WG series」から行います。

対応するスマートフォンはXperia Z/A/ULということなので
Android 4.0以降がインストールされたAndroidスマートホンなら使用できるのではないでしょうか

 

Xperiaであれば最初から入っている「ムービー」、iOSやその他のAndroid端末なら
「Townky Beam」を使う事でnasneからの「おでかけ転送」が可能です。

 

ただし、従来の「おでかけ転送」で送られてくるデータは番組録画時に同時に作成されるSD画質(720×480)

 

おでかけ転送SD画質、フルHD画質、4K画質の違い

 

現在の主流であるフルHDであれば、約2.6倍に引き延ばす程度なのでまだ十分綺麗に見えますが
4KのTVでSD画質を映した場合は約5.3倍に引き延ばされるため、かなり荒れて見える事でしょう。

 

これからの主流になりつつある4Kで映すことも考えると、「おでかけ転送」はやはりフルHD!

 

フルHD「おでかけ転送」はXperia Tablet Zなどでも
将来的にソフトウェアのアップデートなどで対応になるかもしれませんが、
動画を持ち歩くとなると容量が気になるため、動画用として別にあるほうが便利だと思います。

 

ポータブルワイヤレスサーバー WG-C20、
SeeQVault対応 microSDHCメモリーカード SR-16SA/32A は2013年10月25日発売!

ソニーストアでは既に先行予約販売が開始していますよ。

 

ポータブルワイヤレスサーバーWG-C20 (ブラック/ホワイト/パープル)

⇒ ポータブルワイヤレスサーバー WG-C20(ブラック/ホワイト/パープル)|ソニーストア

 

microSDカード SeeQVault対応 microSDHCメモリーカードSR-16SA/SR-32SA|ソニーストア

⇒ microSDカード SeeQVault対応 microSDHCメモリーカード SR-16SA/SR-32SA|ソニーストア

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