PSEマークがないモバイルバッテリーは販売できなくなる
今年の2月に経産省から電気用品の範囲等のについて一部が改正され、モバイルバッテリーを電気用品安全法(PSE法)の規制対象とすることが発表されました。モバイルバッテリーの発火などのトラブルが多発したことによるものです。それにあわせてソニーストアではPSEに適合したモバイルバッテリーが発売します。
2018年2月1日に改正が通達され、1年間の準備期間を経て、2019年2月1日以降、技術基準などを満たしたモバイルバッテリー以外は、製造・輸入・販売ができなくなります。
改正前に購入し、すでに使用中の商品については特に罰則などはないようです。
ソニーストアでも、従来品はPSEマークがありませんでしたが(これまで必要なかった)
今後はPSEマークのついたモバイルバッテリーのみの販売となります。
そして、新しくPSEに適合した(=PSEマークがついた)4製品が販売開始しています。
PSE適合のモバイルバッテリーが新発売
ソニーストア販売価格:10,880 円+税
発売日:2018年10月13日発売予定
特徴:USB Type-C搭載、出力2ポート(入出力最大3.0A)、容量10,000mAh
ソニーストア販売価格:18,880 円+税
発売日:2018年10月13日発売予定
特徴:出力4ポート(合計6.9A)、容量20,000mAh
ソニーストア販売価格:12,880 円+税
発売日:2018年10月13日発売予定
特徴:出力2ポート(合計3.9A)、容量15,000mAh
ソニーストア販売価格:5,880 円+税
発売日:2018年10月13日発売予定
特徴:USB-Cアダプター付属、約154g、容量6,100mAh
全てPSEに適合しているのはもちろんのこと、
- 発熱抑制システム(熱発生を抑えるかつ熱を伝導しにくくし、デバイスの温度上昇を防ぐ)
- 充電スマート制御ICチップ(充放電中に危険な状態にならないよう安全にストップさせる)
- 液漏れ防止ゲルポリマー(発火しにくく、より膨れにくい電池の構造技術を採用。約1000回くり返し使える高い信頼性)
これらの機能を搭載した「Safe Charge(安全設計)」
基本的に容量が大きな商品ほど価格も高くなります。
今回発表された中では、10,00mAhの「モバイルバッテリー CP-VC10A」が便利な機能を持っています。
2倍速で給電&充電できるモバイルバッテリー「CP-VC10A」
「モバイルバッテリー CP-VC10A」は標準でUSB Type-Cのポートがあり、入出力が3.0Aと従来の1USBポータブル電源(1.5A)約2倍。
USB Type-Cとは別にUSBスタンダードAのポートも有るので2台同時の給電が可能。
ただし、※2ポート同時に使用する場合の最大電流は合計3.0A、2台とも3.0Aでの給電はできません。
(USB Type-C: Max 3.0A、USBスタンダードA:Max 2.1A)
また、急速充電最大3.0Aをするには、対応したUSBケーブルが必要になります。(15cmのものが付属)
最大480Mbpsでの高速データ転送も可能なので、Androidスマホを使っている場合は、PCとの接続などにも使えます。
災害時などの情報入手が便利なスマホですが、電池がないと使い物になりません。
念のためにモバイルバッテリーを1台用意しておくと安全です。
でも、避難袋に入れて使わないのももったいないので、普段から使用するのが良いと思います。