そんじょそこらのデジタル一眼カメラ+レンズでは太刀打ちできない性能のサイバーショット「DSC-RX10M4」が発売になりました。24-600mm F2.4-F4という大口径高倍率ズームはそのままに4K動画撮影や、世界最速となる高速AFに対応しました。
デジタル一眼カメラを超えるサイバーショット再び
⇒ 世界最速0.03秒の高速AFとAF/AE追従最高約24コマ/秒を実現24-600mm F2.4-4高倍率ズームレンズと1.0型Exmor RSイメージセンサーを搭載した『RX10 IV』発売
本気を出したサイバーショットでおなじみな
RX10シリーズの新商品「DSC-RX10M4」が発表になりました。
従来機と同じ焦点距離24-600mm F2.4-4という大口径ズームレンズに加えて
RXシリーズ初となるファストハイブリッドAFシステムを搭載したことで
世界最速0.03秒の高速AFが可能となりました。
またタッチした場所にフォーカスを合わせるなどの新機能を搭載しています。
ソニーストア販売価格:189,880 円+税
発売日:2017年10月6日発売予定
やはり注目は脅威のズーム 24-600mm F2.4-4
色々な機能の中でも特に注目するのは
やはり焦点距離:24-600mm 開放F値:2.4-4という大口径ズームレンズ。
ワイドな風景写真から、スポーツや野鳥などの超望遠撮影まで、
複数の大口径交換レンズに相当する焦点距離が1台でカバーできるのはスゴイの一言。
例えば同じような性能のAマウントレンズを探すと、数十万以上はします。
もちろん、単純にズームや開放F値だけを
一眼カメラのレンズと比べることはできませんが、
数十万かかるレンズでしか見えない世界の撮影ができると考えるとワクワクします。
↑は近い性能のAマウントレンズの例、おおお…車が買えてしまう値段だヨ
DSC-RX10M4なら↓のスペシャルギャラリーのような
野鳥や野生動物などの遠くからでしか撮影できない被写体の撮影も可能です。
そんな簡単にカワセミやリスが撮影できる場所にいけるものではないけれど、
こういう「ザ・プロの仕事」っぽい写真が撮れるというのには憧れます。
世界最速0.03秒の高速AFと315点像面位相差AFセンサーによる広いAFカバー範囲
「DSC-RX10M4」ではファストハイブリッドAFがRXシリーズで初めて採用となりました。
撮像エリアの約65%をカバーする範囲に配置された315点の像面位相差AFセンサーによって
超望遠撮影においても高速で動く被写体の決定的瞬間を逃さず撮影できます。
さらに「高密度AF追随テクノロジー」によって
動体追随性能も大幅に向上し、複雑な動きをする被写体も、高精度に粘り強く捉え続けます。
被写体の決定的瞬間を逃さない高速連写
フロントエンドLSIと画像処理エンジンBIONZ X(ビオンズ エックス)の組み合わせで、
AF・AE追随 最高約24コマ/秒の高速連写が可能になりました。
また、バッファーメモリーの大容量化などにより、最高249枚まで連続撮影が可能になりました。
※画質「ファイン」時
高解像4K動画の撮影も可能
ピント合わせにシビアな4K動画の撮影も高精度・高追随なフォーカスが可能。
最高960fps(40倍)のスーパースローモーションの撮影時間も
撮影時間優先で最長約7秒、画質優先で最長約4秒に増加しています。
DSC-RX10M4のスペシャリギャラリーや撮影サンプルを見ると
超望遠の機能を活かした動物の写真や
高速AFを活かしたスポーツ・モータースポーツの写真が見れます。
サイバーショットとしては高めのお値段(ソニーストア販売価格で約20万円)ですが
同じような超望遠(600mm F2.4-4)のレンズを(この値段で)探しても
そうそうに見つかるものではありません。
「DSC-RX10M4」は一眼カメラを使っている人ほど、
この高い性能に惚れ込む1台だと思います。