高級ハイレゾウォークマンであるZXシリーズの新型「NW-ZX100」が発表になりました。
発売は10月10日!バッテリーが従来の約2.8倍と長時間の再生が可能になり、本体が薄く、軽量化になりました。
NW-ZX100はNW-ZX2と比べて2.8倍、45時間連続再生可能
新型のウォークマンZXシリーズは大方の予想を裏切って、ZX3ではなく「NW-ZX100」
モデルとしては、ZX2の後継機ではなくZX1の後継機となっています。
大きな特徴としては、この4点
- バッテリー容量アップで45時間連続再生可能
- 裏面のぽっこりが薄くなり軽くなった
- ノイズキャンセリング機能内蔵
- 本体価格が大幅に安くなった
- OSがAndroidではなくなった(ZX1と同じに戻った)
中でもバッテリーの容量については現行機のNW-ZX2の
約2.8倍の45時間連続再生が可能と大きく再生時間がアップしています。
ハイレゾ音源再生機としてはバッテリーの長持ちNo.1と言ってもいいのではないでしょうか。
ウォークマン ZXシリーズ[メモリータイプ] NW-ZX100
ソニーストア販売価格:66,880円+税
発売日:2015年10月10日
ZXシリーズの高音質への徹底したこだわり
本体の体積が小さくなり軽くなっても、そこはZXシリーズならでは
高音質やノイズの低減などは、これまでのZXシリーズのノウハウなどを継承しています。
シャーシはアルミ切削筐体と一体化したモノコック構造の採用で音質の安定化、
リアシャーシには銅メッキ+金メッキを施したステンレス鋼板を使用することで
低音域の再生でノイズを抑えるなど新しい試みも取り入れられています。
驚いたのはバッテリーの持ちが良くなっている=バッテリー容量が大きくなっているはずなのに
本体のサイズは外形寸法が120.1×54.4×15.4mmで重量が約145g
現行機のNW-ZX2の外形寸法が131.2×65.1×18.5mmで重量が約235gなので
重量に関しては約40%もサイズダウンしています。
Androidを使用しなくなったことで、液晶画面がタッチパネルでなくなったこと
本体側面の物理ボタンの数が減ったのも軽量化に関係していそうです。
NW-ZX100はハイレゾウォークマンとしてはソニー初のノイズキャンセリング機能を内蔵しています。
ただし、どのヘッドホンでもノイズキャンセリングに対応しているわけではなく
別売りとなる「MDR-NW750N」を使用する必要があります。
ノイズキャンセリング機能搭載ハイレゾ・オーディオ対応ウォークマン専用ヘッドホン MDR-NW750N
ソニーストア販売価格:11,880 円+税
すでにハイレゾ対応のヘッドホンをお持ちで、
ノイズキャンセリング機能が特に必要でない人のためにヘッドホンが付属していないのだと思われます。
このノイズキャンセリングに対応したヘッドホンMDR-NW750Nは
同日に発売した「NW-A27HN」などにも対応しているようです。
同日発売のNW-ZX100専用アクセサリー
ウォークマンと同日で発売されるアクセサリーは
通常のレザーケースCKL-NWZX100と保護シート PRF-NWH30
それに、ソニーストアオリジナルのオリジナルソメスサドル社製ケースがあります。
ソニーストア販売価格: 6,250 円+税
ソニーストア販売価格: 1,130 円+税
ZXシリーズの恒例となった(?)メルサドル社製ケース
NW-ZX100がスッキリとしたボディラインなので、ケースも今まで以上にスタイリッシュ。
Xperia Z3 Compactとかサイズ的に入りそうだけど… ギリギリ無理かな?
NW-ZX100専用ソメスサドル製ケース CC-ZX100/SM/G / CC-ZX100/SM/C
ソニーストア販売価格:27,800 円+税
カラー:キャラメル、グリーン
本体の性能は確実にアップしていますが、Androidを積まなくなったためか
本体価格が安くなっているのも「NW-ZX100」の特徴。
10万オーバーのNW-ZX2と比べるとかなり手に入れやすい価格となっています。
ヘッドホンが別売りなのでそこは注意が必要です。
発売は、アクセサリーも含めて10月10日となっています。