「Xperia」に代表されるスマホ等の販売を行っているソニーモバイルとロボット技術開発の「ZMP」が
あたらしく自律型無人航空機(ドローン)を使ったあたらしいサービスを提供する会社「エアロセンス」を設立しました。
「ZMP」はロボット技術開発に関係しているからまだしも、なぜにソニーモバイルが…?
ドローン技術を使ったサービスを提供する新会社「エアロセンス」
⇒ 自律型無人航空機とクラウドサービスを組み合わせた 産業用ソリューションを提供する合弁会社「エアロセンス」始動
ロボット技術開発を行う「ZMP」からはロボット技術やドローンの自動運転の技術、
ソニーモバイルからはカメラやセンサー、無線通信の技術を持ち寄って
新しくドローンを使ったサービスを提供する「エアロセンス」ができました。
主なサービスはドローンを使用した、測量や撮影とその結果を
解析しデータをクラウド上で提供するすること。
主に産業用としてのサービスなので個人で申し込むのは難しそうです。
エアロセンスでは2タイプのドローンでサービスが提供されます。
ひとつはドローンとしては馴染みのプロペラを複数持ったAS-MC01-P
安定性と高い自立飛行が特徴です。
本体中央下部に装着されたカメラにより撮影を行います。
カメラには独自に開発されたものというわけではなく、
一般発売されているソニー製のレンズスタイルカメラ「DSC-QX30」が使われています。
もう1つは飛行機のような形状のAS-DT01-E。
実験機なので実際にこの形で運用されるのかはまだわかりませんが、
最高飛行速度が170Km(目標仕様)など今までのドローンのイメージとは異なりますね。
最大積載量も10kg(目標仕様)となっているので、
エイプリルフールに「アマゾンがドローンによる宅配サービス開始!」なんて言っていましたが、
実現する日もそう遠くないのでは?
レンズスタイルカメラ「DSC-QX30」に保存されたデータは「トランスファージェット」を使用してPCに転送が行われます。
「DSC-QX30」はNFCに対応しているのにどうして?と思いましたが
「トランスファージェット」だとペアリングを行う必要がないため、こっちのほうが手間がかからないのかもしれません。
ただ、一般的には「NFC」のほうが主流となりつつあるため
「トランスファージェット」に対応した商品を個人で手に入れようとするのは難しいですね。
ドローンから取り込んだ画像はクラウドにアップロードされブラウザで見ることが出来ます。
環境や専用の機器に縛られることがなく、自由度の高い運用が可能となります。
撮影した画像を組み合わせて大きな1枚の画像として出力することもできます。
また、3Dでの出力も可能です。
マウス操作により回転・拡大が自由に行えるので、地形などがひと目でわかりますね。
すぐさま私たちの生活に影響のあるサービスや新製品が発売されるということはないかもしれませんが、
無人操作の技術やより高性能なドローンが開発されていけば、
ドローンによる宅配や無人走行自動車などに繋がるかもしれませんね。
ドローンで遊ぶことはできませんが、アクションカムなら空は無理でも海や川の撮影が可能!
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