有機ガラス管を振動させることで、独特の澄んだ音を出すグラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」がソニーから発表されました。
ガラス管の中ではフィラメントのようなLEDが灯るというオシャレすぎるスピーカーです。
有機ガラス管を振動させることで音を出す「LSPX-S1」
⇒ 有機ガラス管を震わせて、透きとおるような音色で部屋中を満たすグラスサウンドスピーカーを発売
~温かい光と共に住空間に溶け込み、360度に音が広がる新しい体験を提供~
今回発表になったグラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」はソニーの新しいコンセプト「Life Space UX」のひとつ。
新しい体験を創出するというコンセプトなだけあって、
ぱっと見はアンティークなランプのようなす。
ソニーストア販売価格: 73,880 円+税
発売日:2016年2月13日
LPSX-S1は2008年に発売された同じようにガラス管を振動させるスピーカー
「サウンティーナ」の後継機で小型化と音質を向上させたもの。
2008年当時にこのような商品が出ていたというのも驚きですが、
価格も100万円(+税)とすごいですね。
⇒ 透明な有機ガラス管を振動させ、クリアな音を360度へ広げるスピーカーシステム “Sountina”(サウンティーナ) 発売(2008/5/29)
オシャレな外観を損なわず、音質や機能はこれまで発売されてきた
モバイルスピーカーの技術を惜しみなく投入されています。
サウンティーナの頃のコンセプトと同じく、筒形の本体を中心に360度均一に、
しかも立体的で透明感のある音が広がります。
音の死角がなく部屋中どこからでも音楽が楽しめる、新しいタイプのスピーカーとなっています。
同じように円形の音場を作るというのであれば、球形の「ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-X1」も
似た機能を持っていますが、LSPX-S1は上下方向に長いためさらに立体的に音が聞こえるのではないでしょうか。
本体の中心にはフィラメント型のLEDが使われています。
なんともレトロな形状で、点灯・消灯もフィラメントのようにゆっくりと行われます。
本体にはバッテリーを内蔵しており、どこへでも持っていくことができます。
bluetooth使用時の電池持続時間は約4時間とすごく長いわけではありません。
SONY同じみの「NFC」を搭載しており、スマホなどとの接続はワンタッチで済みます。
スマホと接続すればアプリ「SongPal」を使ってワイヤレスで音量・光量の調節も可能。
そのほかに2台をBluetoothで接続し、ステレオ再生や2台から同じ音を出すことも可能。
バッテリー&ワイヤレス内蔵でレイアウトはかなり自由にできますね。
一目見たときから本体のデザインが非常にシンプルだけとどこかレトロな感じを受けましたが
細部にわたってそのデザインにはこだわりがあるようで
電源スイッチなどの必要最低限のボタンだけが見える位置にあり
操作関連は底面という徹底的。
これまでのワイヤレススピーカーに比べて機能面よりもデザインが優先されている気がします。
Bluetoothがつながったか、電源は入っているのかを表すランプも
リフレクターの頭頂部にあり、ほんのりと光ってお知らせするという徹底ぶり。
デザインや機能を見ると、本体のお値段の理由もわかる気がします。
リビングやダイニング、照明をすこし落として家族や恋人と…
まちがいなくオシャレな空間を演出してくれることでしょう。
オシャレなバーとかレストランにあっても違和感ないですね。
発売日は2016年2月13日予定。
このタイプの商品は1次出荷を逃すとなかなか手に入らないので欲しい方は予約推奨です。