昨年から本格的に普及し始めた「ハイレゾ」をまだ体験していない人、2018年は新しいこととして「ハイレゾ」をソニー製品で始めてみませんか?
深く考えず「ハイレゾはいい音」ぐらいの認識でOK
「新年だし、せっかくなら新しい事始めてみましょう!」という気持ちで書いています。
さてソニーさんの研修などであれば、「ハイレゾとは96kHz/24bitの~」なんて
専門的な事を教えてもらうのですが、
ここではそんな説明は抜きで
CDよりもいい音
ぐらいの認識でOKです。
「深みがある」とか「奥行きがある」とも言われますね。
さて、ハイレゾを楽しむためには
最低でも2つのものが必要になります。
1つ目:ハイレゾ音源。
なにはともあれ、ハイレゾ音源、つまり高品質な音楽のデータが必用になります。
ハイレゾ音源はCDなどのように一般の店舗では販売しておらず、
主にインターネット上で音楽データを購入します。
とりあえずどんなものか試したい人は、音楽配信サイト「mora」にて
無料でダウンロードできるハイレゾ音源があるのでそちらを試してみましょう。
スマホXperiaのCMで流れている音楽など、10曲以上を無料で楽しめます。
また、リニアPCMレコーダーPCM-D100や、ステレオレコードプレーヤーPS-HX500と
パソコンを使って、アナログレコードをハイレゾ音質で録音するという手もあります。
2つ目:ハイレゾ音源に対応した機器。
ハイレゾ音源を用意できても、再生する機器がハイレゾに対応していないと
再生できない、もしくは再生してもCD音質並ということがあります。
ハイレゾに対応した機器は昨年あたりから爆発的に増えました。
スマートフォン
2015年頃から、ハイレゾ音源を再生するスマホは登場し始め、
ついに昨年には日本国内で発売されたスマホ「Xperiaシリーズ」では
ほぼすべての機器でハイレゾ音源の再生に対応になっています。
※なお、スマホのスピーカーから再生される音に関してはハイレゾ音質ではありません。
ハイレゾ音質を楽しむためには、ハイレゾ対応のヘッドホン/ヘッドセットやスピーカーが必要です。
ウォークマン
現在、ソニーから発売されているウォークマンのうち
ウォークマンAシリーズ、ウォークマンZXシリーズ、ウォークマンWM1シリーズが
ハイレゾ音源の再生に対応しています。
ウォークマンSシリーズやウォークマンWM1シリーズは対応していません。
ソニーストア販売価格: 21,880 円+税 ~
ソニーストア販売価格: 64,880 円+税
ソニーストア販売価格: 299,880 円+税
ウォークマンA40シリーズ と ウォークマンWM1シリーズ
どちらもハイレゾ音源の再生ができますが
「ウォークマンWM1シリーズのほうが、よりいい音で再生できる」ので
値段がここまで大きく違うんですね。
もちろん、ウォークマンA40シリーズも
従来のCD音質までしか再生できないウォークマンと比べたら
抜群にいい音が再生できますよ。
しかし、車で例えるなら
ウォークマンA40シリーズが軽自動車だとしたらで
ウォークマンWM1シリーズはベンツやレクサスのような高級自動車
といったところでしょうか。
ウォークマンWM1シリーズ、べらぼうに高価ですがいい音なんですよね~
アクティブスピーカー
ハイレゾ音源をみんなで楽しみたい、ヘッドホンを使わなずに楽しみたい
というのであれば、アクティブスピーカーがオススメです。
ワイヤレスポータブルスピーカー h.ear go(SRS-HG1)
ソニーストア販売価格:24,880 円+税
SRS-HG1はBluetooh、Wi-Fi接続、USB接続と様々な接続に対応しているのが特徴
なお、SRS-HG1に接続する機器が「LDAC」という規格に対応していれば
Bluetooth接続でもハイレゾ相当(ほとんどハイレゾだけどハイレゾよりちょっと劣る)の音質で再生できます。
USB接続やWi-Fi接続では「ハイレゾ音質」での再生が可能です。
バッテリーを内蔵しているので、屋外に持ち出したり、
家の中の好きな場所で再生できたりというのも魅力です。
⇒ h.ear go (SRS-HG1)の接続についてはヘルプガイドを参照
オーディオプレイヤー&オーディオシステム
「音楽は家でゆっくり」という方なら
ハイレゾ対応のオーディオプレイヤーがオススメです。
※なお、ハイレゾ音源は基本的にインターネット上からダウンロードするため
パソコン、インターネットの環境が必要になります。
ソニーストア販売価格:49,880 円+税
CMT-SX7はハイレゾ音源の再生だけでなく、
音楽CDをハイレゾ相当の音楽にアップスケーリング(増幅)する機能が特徴。
これまで集めたCD資産を活かしつつ、いい音で楽しめます。
AM/FMラジオの再生ができるのも大きなポイントです。
ソニーストア販売価格:79,880 円+税
MAP-S1のようなCDを再生する機能はありませんが、
本体・スピーカー共にコンパクトなので、
デスクトップなどの限られたスペースでも設置しやすい、コンパクトなサイズです。
最適視聴距離は最小75cmからとスピーカーから遠く離れなくても良いのも特徴です。
⇒ CAS-1最適視聴距離について|CAS-1 開発者インタビュー
ソニーストア販売価格:60,880 円+税
ソニーストア販売価格:53,880 円+税
MAP-S1は、オーディオプレイヤーシステムなので、
SS-HW1のようなハイレゾ対応のスピーカーが必要になります。
また他メーカーでもハイレゾに対応したスピーカーシステムであれば使用可能です。
CMT-SX7やCAS-1よりも低音部分でしっかりとした音が出るので
ジャズやクラッシック等がお好きな方にはMAP-S1 + SS-HW1の組み合わせが良いですね。
テレビ&シアターシステム
映像も一緒に楽しむという方には、ハイレゾ対応のTVや
ハイレゾ対応のホームシアターがオススメ。
ソニーストア販売価格:259,880 円+税 ~
地上波/BS放送、ネット動画をハイレゾ相当へとアップスケーリングが可能。
また、USBメモリやパソコンに保存されたハイレゾ音源や
ハイレゾ音源を収録したブルーレイディスクであれば、
ハイレゾ音源をそのまま楽しむことができます。
特にハイレゾ音源を収録したミュージックビデオは
4K画質の映像とハイレゾ音源の音楽があわさって、
コンサート会場のような臨場感が楽しめます。
ソニーストア販売価格:159,880 円+税
すでに4KTVを使っているのなら、ハイレゾ対応のホームシアターシステム
サウンドー HT-ST5000もオススメです。
複数の「磁性流体スピーカー」を直線上に並べた「アレイスピーカー」配置により
前面にスピーカーが集中しているにも関わらず、
後ろから・横から回り込むような音の再生が可能です。
複数のHDMI接続が可能なので手持ちのBD/DVDレコーダーやゲーム機などの音声も
ハイレゾ相当で再生が可能です。
USB、Wi-Fi、Bluetoothでの接続も可能なので、ワイヤレススピーカーとしても活躍できます。
ソニー製品は昨年あたりからハイレゾ、NFC(ワイヤレス)に力を入れているので
今年もハイレゾ対応の商品は続々と登場すると思います。
さしあたっては、CES2018で発表される商品が気になりますね。
いちおう今日まで開催なので、日本国内でも週明けに新商品の発表とかあると嬉しいな。