電脳工房pipo!中電気店のサイトをご愛顧いただき誠にありがとうございます。本日よりサイトの常時SSLに対応しました。今後はWEBサイトのURLは「https://pipo.co.jp/」となります。
きっかけはGoogleの「Chrome 68」
従来の「http」で始まるURLで訪れた方も、自動的に「https」で始まるアドレスに変わります。
そのため、ブックマーク(お気に入り)などの変更は必要ございません。
常時SSL化を決めたきっかけは、「Chrome 68」より「http」で始まるサイトに警告が出るようになったこと。
1社のブラウザーだけでの対応ですがGoogleは検索大手、また自社にとってもメリットのほうが大きかったというのも理由の1つです。
報じるニュースサイトが非対応の例も? ChromeのHTTP警告で、非対応サイトが続々と槍玉に
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1135066.html
そのうちする予定だったのが、Googleのおかげで(せいで?)急かされた感はあります。
常時SSL化のメリット・デメリット
下記は常時SSL化に関して、導入を検討している人のためのもの。比較のために両方を書いていますが、費用(証明書や作業費)はかかりますが、デメリットに対してメリットのほうが大きいと思えます。
SSLのメリット
- サイトのセキュリティ強化
通信の暗号化により、”なりすまし”や”改ざん”の防止、マルウェア対策などサイトを訪れた人の安全の確保になります。
また、今後「http」で開始するサイトの場合表示にワンクッション置かれる可能性もあるため、利便性の面でも有利になりそうです。 - HTTP/2対応ブラウザで表示が早くなる
Chrome、Firefox、Microsoft Edge、IE11などHTTP/2に対応したブラウザで表示が早くなります。 - SEOにわずかだけど有利に
Google検索順位の決定づける要素の1つになるそうです。ほんと~にわずからしいですけど。 - サイトの信頼性をアピールできる
この記事とかがまさにそうですね、俗にいう「ドヤ顔」できます。ドヤァ
SSL導入のデメリット
- 導入に費用がかかる
証明書の費用関しては利用しているレンタルサーバによりますが、WEBサイトの修正、設定の変更なども発生します。
あと「HTTP」で始まるコンテンツが混ざっていると警告が出るので、現在もまだサイトを巡回してエラーを探しています。
「HTTPはいねがー!」と探すセキュアなまはげ - HTTPS非対応の広告が使えなくなる
現在はリンクシェア経由による広告しか利用していませんが、AmazonなどHTTPSに対応していない広告が使えなくなります。 - いろんなカウントとかアクセスとかが一旦リセット
SEOに関してはリダイレクトを用いているので影響はありませんが、URLが「https」からになったためソーシャル系のカウントとかが0になります。
当店はバズったことがないため影響はありませんでしたが、こういう部分がリセットになるとガックリ来る人は多そうです。
正直手間も費用もかかりますが、いずれしなきゃならないこと。
それならば早いほうが良いだろうと踏み切りました。実作業で1日ほどで済んだので良かった。
お使いのレンタルサーバにもよりますが、意外と導入が楽な場合もあるので調べてみてはいかがでしょうか。