9月19日に欧米市場に向けて発表したデジタル一眼カメラα Aマウント最上位機種『α99 II』(ILCA-99M2)が
日本市場でも11月に発売予定との発表がありました。ただし、価格や実物の先行展示については発表されていません。
α99から約4年ぶりとなる「α99II」が11月に発売予定
⇒ Aマウント最上位機種『α99 II』 日本市場での発売に関するお知らせ
海外で発表になった『α99II』が、11月に日本でも発売予定との発表がありました。
SONYのサイト内に機能や撮影サンプルが掲載された商品ページも公開になっています。
ただし、本体価格については発表されておらず、ソニーストアでの予約もまだ始まっていません。
ソニーストア販売価格:未定
発売日:2016年11月発売予定
Aマウントシリーズ最上位機種としての高性能
ここ数年はAマウントシリーズよりも
ミラーレスのEマウントシリーズの商品が次々と発表されてきましたが
Eマウントシリーズで採用された様々な機能がAマウントシリーズにも採用されています
新開発ハイブリッド位相差検出AFシステム
79点専用位相差AFセンサーと、世界最多399点像面位相差AFセンサーが同時に駆動する
ハイブリッド位相差検出AFシステムを搭載。
広範囲・高密度に配置された2つのAFセンサーを動作させることで
AFの速度、精度、追従性が大幅に向上しました。
さらに有効約4240万画素の高解像度でAF・AE追従最高約12コマ/秒の高速連写も可能です。
α99の発売が2012年の10月と約4年ぶりの後継機となるので、
AFに関しては大幅な進化を遂げています。
α99IIではAFが遅い、不便と感じることもないでしょう。
有効約4240万画素 裏面照射型CMOSセンサー&フロントエンドLSI
35mmフルサイズ裏面照射型の有効約4240万画素CMOSセンサーを搭載。
高解像で常用ISO 100-25600、拡張ISO50-102400の幅広い感度域が可能。
さらに高速フロントエンドLSIと画像処理エンジンBIONZ Xがにより、
中・高感度域でノイズの少ない圧倒的な解像感と質感描写を実現しました。
軸ボディ内手ブレ補正機構
フルサイズ対応5軸手ブレ補正機構を搭載。
角度ブレ(Pitch/Yaw)に加え、シフトブレ(X/Y)、回転ブレ(Roll)の5軸で、
高精度ジャイロセンサーが細かいブレを正確に検出し補正します。
最高4.5段の補正効果を実現します。
さらに動画撮影時でも同様に5軸で手ブレを補正します。
α7IIで非常に高い評価の5軸手ブレ補正機構を搭載。
手持ち撮影や動きの速い被写体の撮影に特に効果が高そうです。
α99比で体積比8%の小型化
α Aマウントシリーズは「ゴツイ」という事もあり、小型のEマウントシリーズが人気ですが
α99IIでは内部機構のレイアウトを全面的に見直し、α99比で体積比8%小型になっています。
ファインダー倍率0.78倍の高性能ファインダーやマグネシウム合金ボディ
直感的に変更できるフロントマルチコントローラーの採用など、
ボディが小さくなってもデメリットはないようです。
高解像4K動画とプロの要求に応える多彩な動画機能
α7シリーズでも、4K動画を撮影するのに適した機能を備えていましたが
α99IIでは、最大60倍までの早回し撮影と最大5倍までの遅回し撮影が可能な
「スロー&クイックモーション」や、ピクチャープロファイル、ガンマ表示アシスト機能など、
プロの映像製作をサポートする多彩な動画機能を搭載しています。
プロ向けの機能ですが、4KTVの普及とともに動画撮影は4Kが一般的になりつつあるので
機能として備えているのは嬉しいですね。
前述のとおり、α99IIの価格や正式な発売日はまだ発表になっていませんが
サンプル撮影は公開されています。
実機を体験できる、先行展示情報についても後日発表とのことです。
こちらについても発表され次第ご報告させていただきます。